【一番伝わる説明の順番】
こんにちは。kokiです。
今回は【一番伝わる説明の順番】をテーマに記事を書いていこうと思います。
では、早速本題に入ります。
■説明の順番(結論)
今回は、結論から伝えたいと思います。
以下の順番です。(以下フレームワークと表現します。)
■フレームワーク
・前提を揃える(前提知識共有、目的の確認)
・結論、主張、本質
・根拠、理由、事実
・補足情報
・結論、相手に促したいアクション
これだけでは、伝わらないと思うので
次の項目で具体例を用いてさらに詳しく解説します!
■説明の順番(具体例)
早速具体例を用いて説明していきます。
- 前提を揃える(前提知識共有、目的の確認)
例:
私の〇〇という強みが表れた経験を説明します。
前提として抑えていただきたいことがあるので、今からその説明をします。
私は飲食店でアルバイトをしていました。
従業員数は〇〇名で、私の役職は〇〇です。
自店舗では、〇〇という課題があって、
その課題が理由で〇〇という問題が発生していました。
■ポイント
・『私の〇〇という強みが表れた経験を説明します。』
→自分の能力を伝えるという目的を共有できています。
・『前提として抑えていただきたいことがあるので、
今からその説明をします。』
→この枕詞が『話を聞く側』を集中させる効果があります。
・その他は『前提の確認』です。
→話の内容をイメージしやすくする効果があります。 - 結論、主張、本質
例:自店舗で発生していた〇〇という課題に対して
〇〇という策を立てて解決しました。
■ポイント
解決策をこの段階で説明します。
解決策を説明した後は、
『数ある選択肢の中でなぜその策を実行したの?』という疑問が
聞く側の脳内で浮かびます。
この疑問に答えるのが次のパートです。 - 根拠、理由、事実
例:では、この解決策を実行した経緯を説明します。
まず、先ほど説明した課題の原因分析をしました。
その結果、〇〇という致命的な原因を見つけました。
その致命的な原因を解消できれば、自店舗の課題を解決できると考え、
以下3つの策を案として出しました。
1つ目は。。。
2つ目は。。。
3つ目は。。。です。
続いて、その中でどれを実行するのが望ましいかを考えました。
その際、実現可能性を軸に考えました。
実現可能性の構成要因は、
・時間
・資金
この2点です。
その結果、1つ目の解決策がいいと考え、実行しました。
■ポイント
2番で説明した結論に対して、確固とした根拠を説明しています。
さらに解説すると、
・『まず、先ほど説明した課題の原因分析をしました。
その結果、〇〇という致命的な原因を見つけました。』
→闇雲に策を実行するのではなく、どう対策すればいいのかをしっかり吟味しているため、この人は『考えて行動している』という印象を植え付けることができます。
・『以下3つの策を案として出しました。』
→1つの策のみを提示した場合、
『他にもあったんじゃない?』と言われてしまいます。
そこで、3つほど選択肢を設けることでこの質問を
防止することができます。
※それでも、『他にあったんじゃないの?』と言われることはあります。
・『続いて、その中でどれを実行するのが望ましいかを考えました。
その際、実現可能性を軸に考えました。』
→どう選択肢を絞り込んだのかは非常に重要です。
そこで必要になるのが評価軸です。
選択肢に応じて柔軟に評価軸を設けてください。
・根拠を説明する際にも、使いやすいフレームワークがあります。
こちらの記事内のフレームワークの3、4、5番を参照してください。
- 補足情報
この項目は基本的には必要ありません。
補足情報がある場合のみ、追加してください。
例:この経験で難しいと感じたこと
反省点etc... -
結論、相手に促したいアクション
例:自分たちで立てた解決策を実行した結果、
・クレーム数が〇〇%減少し・売上も〇〇%UPしました。
この経験では、説明の冒頭でお伝えした通り、『私の〇〇という強み』が活かされました。
この強みは御社でも活かせると考えております。※どう活かせるかの説明方法に関しては今回は触れません。
■ポイント・『クレーム数が〇〇%減少し、売上も〇〇%UPしました。』
→定量的なデータを説明できると素晴らしいです。
仮に、「売上がUPしました。」だけの場合「どれくらいUPしたの?」と聞かれてしまいます。
それを防ぐためにも初めから定量的なデータを提示しましょう!
・『この経験では、説明の冒頭でお伝えした通り、【私の〇〇という強み】が活かされました。この強みは御社でも活かせると考えております。』
→『自分の強みの認識=相手に促したいアクション』を伝えることで相手がその通り評価してくれる可能性が高まります。
■このフレームワークを使うとどうなるのか?
面接通過率が飛躍的に向上します!
私は、このフレームワークを定着させた結果、
『インターン倍率50倍』の
とあるコンサル会社のインターンに参加できました!
※人事の方から聞いた数値です!
そして、そのインターンでの発表にも成功し
『早期選考』に呼ばれました!
是非皆さんも活用してみてください。
■まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は【一番伝わる説明の順番】について解説しました。
本当に素晴らしいフレームワークだと思います。
ちなみに、このフレームワークはこの本を読んで自分なりに加工したものです!
興味のある方は是非、ご一読ください!
【面接ネタの準備方法】基本編
こんにちは。kokiです。
今回は【面接ネタの準備方法】基本編についての記事を書いていこうと思います。
では、早速本題に入ります。
■面接で絶対に聞かれる3つの質問
まずは、面接で絶対に聞かれる3つの質問を把握してください。
- 志望動機
- 学生時代力を入れたこと=学チカ
- 自己PR
以上の3点です。
※少し話が逸れますが
これを見て、
- 学生時代力を入れたこと
- 自己PR
この2つの違いはなんだろう?
と感じた人がいると思います。
私は
- 学生時代力を入れたこと
→集団での経験 - 自己PR
→個人での経験
のように区別していました。
実際に集団と個人の両面からアピールできるのはかなり刺さりました!
■3つの質問に対する回答の準備方法
では、実際に『これらの質問に対する回答をどのように用意すれば良いのか』について
わかりやすく解説していこうと思います。
- 志望動機
①:志望企業に対して感じていることを用意
例:こういう事業をやりたい、貴社のこういう業務に憧れている
→ポイントは『感情面』での主張を用意することです。
②:①の主張を裏付けるエピソードを用意
例:幼少期の〇〇という経験から、①のように感じた。
そのまま成長し、今でもその気持ちは変わらない。
→ポイントは『実際の経験』を用意することです。
①、②の共通点は
人事が絶対に否定できないことです。
個人の感情、過去の経験は紛れもない事実です。
論理的思考力に自信がない方でもこの方法によって
論理の甘さを防ぐことができます! - 学生時代力を入れたこと
集団での経験をアピールします。
①:集団での経験を洗い出す。
例:部活動、アルバイトetc...
→大学生活中のものが好ましいです。
②:その中から、
【課題を発見し、その課題を解決することができた】エピソードを抽出します。
→『考えて行動する』とはまさにこの行為です。
これに合致したエピソードを見つけることができればお見事です!
③:フレームワークに沿ってエピソードを整理する
こちらのフレームワークにエピソードを当てはめてください。
■フレームワーク
1.簡易的な結論
2.目標設定
3.現状分析
4.ボトルネックの特定(本質的な課題、問題点の特定)
5.解決策の立案 (ボトルネックを意識)
6.結論(解決策を通してどういう効果が出たか)
フレームワークについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
気になる方は是非参考にしてみてください!
※ES用と書かれていますが、面接にももちろん応用可能です!
- 自己PR
個人での経験をアピールします。
用意の方法に関しては『学生時代力を入れたこと』とほとんど同じです!
①:個人での経験を洗い出す。
例:部活動、アルバイトetc...
→大学生活中のものが好ましいです。
②:その中から、
【課題を発見し、その課題を解決することができた】エピソードを抽出します。
→考えて行動していることをアピール!
③:フレームワークに沿ってエピソードを整理する
こちらのフレームワークにエピソードを当てはめてください。
■フレームワーク
1.簡易的な結論
2.目標設定
3.現状分析
4.ボトルネックの特定(本質的な課題、問題点の特定)
5.解決策の立案 (ボトルネックを意識)
6.結論(解決策を通してどういう効果が出たか)
フレームワークについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
気になる方は是非参考にしてみてください!
※ES用と書かれていますが、面接にももちろん応用可能です!
■実際にこの方法で面接ネタを用意するとどうなるのか?
- わかりやすく伝えることができる!
→説明の流れがシンプルかつ整っているため、相手に理解してもらえる - 論理的思考力もアピールできる!
→論理の飛躍を防ぐ構造になっているので、
意識せずとも論理武装ができている状態になります。
また、
MARCH群では難しい〇〇総合研究所のインターンに合格し、
早期選考にも呼ばれました!
このようにわかりやすい成果を上げることができたのは、
この本のおかげです!
この本を読むことで
- GDの通過率UP
- 面接通過率UP
→『インターン合格率UP』
さらに、『本選考通過率UP』の効果を得ることができます!
この機会に検討してみてください!
優秀な就活生はこの本を読んでいます!
■まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は【面接ネタの準備方法】基本編を解説しました。
前述のように、難関インターンの通過実績もあります。
今回紹介した方法を使えば、論理的思考力に自信がない方も
難関企業の面接を突破することができます。
是非活用してみてください!
ではまた!
ESで【地頭】をアピールする方法
こんにちは。kokiです。
今回は【ESで地頭をアピールする方法】について紹介していきたいと思います。
では早速内容に入っていきます。
■就活における【地頭】とは?
これについては完全に個人によって定義が異なりますが、
私は、
『課題解決力』
であると考えています。
さらに噛み砕くと
『自らが発見した課題をどのようにして解決したか』
だと考えています。
では、具体的にどのようにアピールしていくかを解説していきます。
■地頭のアピール方法
以下のフレームワークを用いて解説していきます。
どのようにESに書き起こせばいいのでしょうか?
- 簡易的な結論
→私の能力:課題解決力
実際の経験:TOEIC700-895を2ヶ月で達成
『アピールしたい能力』と『実際の経験』を一目でわかるように書いています。
結論から書くことで読む人にも簡単に伝わります。 - 目標設定
→TOEICにおけるAランクスコアの860点を設定
『客観的なデータ』をもとに目標設定をしています。
もっともらしい目標設定ですね。 - 現状分析
→(1)TOEICテストをパートごとに分解(TOEICには7パートある)
(2)自分の英語能力をテスト内で使用される英語の種類(米、英、豪、加)
とテスト内の技能(読、聞)で分析し得意、苦手分野を把握
『TOEIC自体』と『自分』の両面から分析ができています。
どこを分析するかが重要です。 - ボトルネック特定
→各パートと得意、苦手分野をリンクし最も苦手な点を把握。
点数面では苦手分野に伸び代があった。
『現状分析』の結果、どこがボトルネック(本質的な問題点)かを
判別するフェーズです。 - 解決策の立案→苦手分野であるイギリス英語の聞き取りに対して、
1ヶ月マルタ共和国の語学学校に留学し対策する。
語学学校を選定する際には、2つの条件を設けた。
・1つ目はカリキュラムがコミュニケーションに特化していること。
・2つ目は、授業が半日で終わり、自習時間を設けることができること。
この自習時間でTOEICの得点力の基盤となる単語力強化に取り組む。
『ボトルネック』を解決できる策かどうかが重要です。
今回の例ではしっかり対策できていますよね。 - 結論
→以上を実行し目標を達成。
この経験で培った課題解決力を貴社の〇〇で活かせると考えている。
再び『結論』です。ここでのポイントはこの能力を『どこで活かせるか』です。志望企業によって柔軟に対応してください。
ちなみにこのフレームワークはこちらの本を読み、自ら開発したものです。
詳しく知りたい方、地頭を鍛えたい方は是非参考にしてみてください。
■フレームワークを用いて地頭をアピールできるとどうなるのか?
ここからは私の実体験になります。
このフレームワークを用いて地頭をアピールした結果
本選考ES通過率:87.5%
インターンES通過率:100%
になりました。
皆さんも、地頭を積極的にアピールしてES通過率を上げてください!
■まとめ
今回は『ESで【地頭】をアピールする方法』を解説しました。
いかがだったでしょうか?
勘の良い人はこれでは『人間味』がないのでは?
と思ったかもしれません。
でも、人間味はESより『面接』の方がアピールしやすいですよね。
中途半端に両立させるより、『地頭』に絞ってアピールする方が確実に伝わります。
この記事を見て私のES論に納得した方は、
是非紹介したフレームワークを活用してみてください。
ESに通過した際は一報入れてくれると励みになります。
では、また!
筆記試験【玉手箱】通過のコツ
こんにちは。kokiです。
今回は【玉手箱】通過のコツを発信していきたいと思います。
ちなみに私の通過率は100%でした。
ここだけの話、巷で玉手箱は私に任せれば安心みたいな噂も立っていました。
では、本題に入っていきます。
■玉手箱とは
玉手箱とは日本エス・エイチ・エル社が運営しているWebテストです。
就活市場で最も普及しているWebテストです。
主にインターン選考で利用されています。
ただ、最近はコロナの影響もあって本選考でも頻繁に使われるようになりました。
つまり、『絶対に対策しなければならない』ということになります。
不安ですよね。
でもこれから伝える対策方法を実行すれば、
最難関のベイカレント・コンサルティングさえ通過できるようになります。
■玉手箱の形式
対策方法を伝える前に
まず、玉手箱のテスト形式を理解していただく必要があります。
(1)試験科目
玉手箱には、
- 【言語】
- 【非言語】
- 【英語】
- 【性格】
の4つ試験科目があり、企業ごとに受験科目が変わります。
最もオーソドックスなセットは
- 【言語】
- 【非言語】
- 【性格】
の3つです。
(2)科目ごとの問題形式
問題形式は
- 【言語】→論理的読解、主旨判定、趣旨把握の3つ
- 【非言語】→四則演算、図表の読み取り、表の空欄の推測の3つ
- 【英語】→長文読解、論理的読解の2つ
の8つです。
詳しくは他の方の記事を参考にしてください。
たった今8つの問題形式を挙げましたが、対策するべきものは2つだけです。
それは
・【言語】の論理的読解
・【非言語】の図表の読み取り
の2つです。
次の項目でどう対策すればいいのかを説明していきます。
■頻出の2つの問題形式をどう対策すればいいのか
先ほど、
・【言語】の論理的読解
・【非言語】の図表の読み取り
の2つが対策するべき問題形式であると説明しました。
こちらの項目では、どのように対策すればいいのかを説明していきます。
(1)対策方法
まず、こちらの書籍を購入してください。
(記事を書いている時点では21卒用が最新版です。)
必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法[1]【2021年度版】
- 作者:SPIノートの会
- 発売日: 2019/07/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
1年分揃えれば十分ですが、私は2年分購入することをおすすめします。
なぜなら、1年分だけだと問題を暗記してしまい、繰り返しの対策ができないからです。
私も21卒版と20卒版を購入して対策しました。
(2)この書籍を使ってどう対策すればいいのか?
■【非言語】の図表の読み取りに対して
→解法のパターンを暗記する。
図表の読み取りの解き方のパターンは10種類ほどしかありません。
このパターンさえ暗記すれば、本番で試験問題を解き切ることができます。
私は、35分40問の形式で毎回10分時間を余らせていました。
■【言語】の論理的読解に対して
→ひたすら反復。癖を掴む。
論理的読解は選択肢が曖昧です。(以下選択肢)
A:本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい。
B:本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている。
C:本文だけでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない。
曖昧ですよね。
特にBとCで迷います。
ただ、問題演習を繰り返すと解答パターンの癖に気づきます。
たとえば、
「日本人は全員勉強するべきだ」
→『全員』という単語を含むものはほとんどの確率で『C』
のような感じで、癖を掴むことができます。
また、迷ったときは『C』を選択してください。
→確信がない時点が、本文に書かれていない可能性が高い
→『C』である可能性が高いからです。
■対策期間の目安
これは個人によりますが、私は
1日30分1ヶ月で
本選考において全企業通過することができました!
■まとめ
今回は玉手箱の対策方法を説明しました。
正直伝えることはあまりありませんでした。
なぜなら、玉手箱は考えずとも時間をかければ対策できるからです。
ただ、時間は大切なので、効率よく対策したいですよね。
そういう方は今回紹介した書籍を購入して効率的に対策してください。
必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法[1]【2021年度版】
- 作者:SPIノートの会
- 発売日: 2019/07/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
GD通過のための対策方法
こんにちは。kokiです。
今回はGD通過の対策方法をテーマに記事を書いていこうと思います。
■GD(グループディスカッション)の概要
GDとは、少人数形式で議論を行い、その内容によって合否が確定する選考方式です。
議論のお題は企業が用意しています。
概要については色々な方が説明しているので、そちらを参照してください。
GDの概要を理解したのちに対策方法の項目に進んでいただけると、
より理解が深まると思います。
■GDの対策方法
(1)進行方法を理解する
GDに不安を感じている方は、おそらく進行方向がわからないことが原因だと思います。
この項目では、GDの進行方法を説明していきます。
進行方向を理解できれば、少しは不安が解消されると思うので、
是非読み進めてみてください。
では、本題に入ります。
GDのお題は
- ディベート型(2つに分けられた討論する形式)
- 課題解決型(与えられた課題を解決するための策を議論する形式)
- 選択肢型(事前に与えられた選択肢から絞り込む形式)
- 新規事業立案型(新規事業の計画を立案する形式)
etc...
のように様々なタイプがあります。
様々なタイプがあるものの、
基本的には全て2つのタイプにカテゴライズすることができます。
- ボトルネック解決型
→問題(課題)を引き起こしている1番の原因=ボトルネックを探り、
その原因を解決するための策を話し合う。
ex:課題解決型、新規事業立案型 - 評価軸型
→選定基準を設け、選択肢を1つに絞り込む。
ex:ディベート型、選択肢型
これをもとに進行方法を解説していきたいと思います。
①ボトルネック解決型の進行方法
- タイムマネジメント
- お題の定義づけ、前提確認
- 現状分析
- ボトルネック特定(問題(課題)を引き起こしている1番の原因の特定)
- 解決策の立案(ボトルネックを解決できるかを意識)
- 解決策の評価(5番で出てきた解決策を絞り込む)
②評価軸型の進行方法
- タイムマネジメント
- お題の定義づけ、前提確認
- 現状分析
- 評価軸の決定
- 3で決めた評価軸をもとに選択肢を絞り込む
→与えられたアイデアを選定する
ここで2つに分けましたが、よく見るとほとんど同じです。
選択肢があらかじめ与えられているのか、否かの違いしかありません。
つまりGDにおいてやるべきことは
出てきた選択肢を1つまたは少数に絞り込むことだけです。
(2)発言フレームワークを理解する
ここまで、GDの進行方法の説明をしてきました。
改めてになりますが、
GDでやるべきことは出てきた選択肢を1つまたは少数に絞り込むこと
です。
では、具体的にどのような発言をすればいいのか?
ここから先は発言フレームワークについて議論の段階ごとに説明をしていきたいと思います。
- タイムマネジメント
→ここは正直、発言しやすいポイントです。
場の雰囲気を伺って、積極的にポイントを稼いでいきましょう。
■フレームワーク
「まず、お題の定義づけ、前提条件の確認をしましょう。」
→全員の目線を揃える行為、全体最適化を意識できていることをアピール
「その後、現状分析をして、ボトルネック特定しましょう」
→効率的な進行方法なので、これを提案するだけで論理的思考力をアピールできる。
「最後に、解決策を出して評価軸を設けてそれらを絞り込みましょう」
→上に同じ
これは完全にテンプレート化して発言してました。 - 前提確認
→全員の共通認識を図ることができる定義をつける。
■フレームワーク
「事業の成功とはなんでしょうか?例えば、利益を○%向上させるとかどうですか?」
→定量的なデータを提案するとものすごくウケが良い。曖昧ではないからだ。 - 現状分析
→前提確認で決めたものを具体化するフェーズ
■フレームワーク
「ではまず、今の利益を算出してみましょうか。」
→解決策を人事にプレゼンするときの重要な値になる。
グループとしての評価を高めるために必要な発言である。
※計算方法はフェルミ推定を用います。 -
ボトルネック特定
→ここは地頭を要するフェーズ。これ以降は基本的に頭の良さが問われるため、
自信がない方は3番まででポイントを稼ぎたいところ。
■フレームワーク
「現状分析の時に出した『利益』についてなんですけど、
『原価』が高いことが理由で伸び悩んでますよね。
そうなると今回は『原価』がボトルネックになるのではないでしょうか?」
→簡単な例です。このように主張と根拠を瞬時に考えて発言することで
地頭をアピールすることができます。 - 解決策の立案
→ここから先はアイデアレース。
アイデア出しに自信がない方は、みんなが出したアイデアを肉付けする発言を
しましょう。
■フレームワーク
「『原価』を下げる方法ですよね。この部品に関してなんですけど、現在は国産のものを使っていますが、〇〇産のもので代用してもいいのではないでしょうか?
近年の〇〇産の部品は従来と違って、品質が上がっていると聞いたことがあります。」
→こちらも上と同じ理由です。 - 解決策の評価
→最難関ポイントです。状況に応じて評価軸を提案しなければなりません。
今回はどの場面でも使える「実現可能性」を紹介します。
■フレームワーク
「先ほど、解決策を出したと思うのですが、『実現可能性』を軸に絞り込むのは
いかがでしょうか?
この場合での『実現可能性』は、『時期』、『資金』のことです。」
→順位づけしやすい項目を提案できています。
ここに曖昧な項目=ex:リスクなどを加えると順位づけが難しくなってしまいます。
なるべく順位づけしやすい項目を設定する方がチームとしては好ましいですよね。
※リスクを評価軸に加える場合、それを具体化できるのであれば問題はありません。
■まとめ
ここまで、長々と説明をしてきましたがいかがでしたか?
実はこれらの進行論はとある本の影響を受けて編み出したものです。
こちらの2冊です。
この2冊を読んだだけでは私は
就活通算GD通過率が80%を超えました。
もちろん最難関の外資コンサルも通過しました!
確実にあなたのGDバイブルになると思うので、是非購入を検討してみてください。
GD(グループディスカッション)の選考基準
目次
■自己紹介
■GDの概要
■GDの選考基準
■どのように評価しているのか
■発言内容の定量化の方法
■合否判定の基準
■まとめ
■自己紹介
初めまして。
kokiです。
本日から
などを題材としたブログを更新していきます。
早速ですが、本題に入っていきます。
今回のテーマは、GDの選考基準についてです。
まず、GDの概要から説明して行こうと思います。
■GDの概要
GDとは、少人数形式で議論を行い、その内容によって合否が確定する選考方式です。
議論のお題は企業が用意しています。
概要については色々な方が説明しているので、そちらを参照してください。
■GDの選考基準
多くのWebサイトや就活系youtuber、参考書は
GDの選考基準について曖昧な説明しかしていません。
・積極性
・協調性
・論理性...
のように定性的な評価基準を記載しているだけです。
しかし、私はとある選考で人事のメモを見ることができました。
その時の記憶から立てた仮説をもとに、丁寧に説明してみようと思います。
■Q.どのように評価しているのか?
A.発言数×発言内容(質)で評価している
人事の表は以下のようなものになっていました。
参加者 | 発言者 | 発言内容 |
A | A | ◎ |
B | C | △ |
C | E | ○ |
D | B | △ |
E | D | ○ |
F | A | △ |
... |
この際、人事が記入する欄は【発言者】【発言の質】の2箇所だけです。
【参加者】が発言するたびに【発言者】の欄に名前が記入され、
同時に【発言内容】の点数化も行われていました。
ここで疑問になるのは【発言内容】の点数化がどのように行われているかについてです。
次の項目で説明していきたいと思います。
■発言内容の定量化の方法
結論から説明すると、「企業毎に発言定量化の基準が定められている」が正しいと思います。
GDの基本的な流れは
- 議論の進行方法(時間配分)の決定:ここで2以降の流れを決める
- 前提条件の把握、定義づけ
- 現状分析、議論の発散
- 本質的な課題、問題点の特定(ボトルネック特定)
- 4で挙がった課題を解決できる案の洗い出し
- 5で挙がった解決案の絞り込み
となっています。
※あくまでも一例です。
僕の中で、これらの項目毎の発言の中で貢献度が高いものが点数化されて、
それ以外のものは点数化されないという仮説が立ちました。
貢献度が高い発言の具体例を挙げると
- 議論の進行方法(時間配分)の決定:ここで2以降の流れを決める
→議論を効率的に行うことができる計画の提案etc... - 前提条件の把握、定義づけ
→全員の共通認識を揃えるための発言etc... - 現状分析、議論の発散
→他の人が考えつかないような視点から発言etc... - 本質的な課題、問題点の特定(ボトルネック特定)
→確固とした理由をベースにボトルネックを特定する発言etc... - 4で挙がった課題を解決できる案の洗い出し
→他の人が考えつかないような視点から発言etc... - 5で挙がった解決案の絞り込み
→絞り込みのための評価軸を提案する発言etc...
またこの他に
- 議論を前に進める発言
- 最終成果物のもとになる案を生み出す発言
- メンバーの発言をまとめ上げる行為
なども非常に点数化しやすい発言だと思います。
逆に点数化されない発言は
- 同調のみの発言
- 議論を妨げる発言
などです。
■合否判定の基準
【発言内容】の点数と【発言回数】を掛け合わせたものの合計値で
合否を決定している!
というのが僕の結論です。
このページを閲覧した皆さんは余計な発言による回数稼ぎではなく、
発言の質も意識しつつ発言回数を稼げるGDエリートになっていることを願います。
■まとめ
今回GDについての記事を書いてみましたが、ブログって以外に時間かかりますね。。
大変ですが、この先も記事編集を続けて行こうと思います。
次回はGD通過のための対策方法について記載していきたいと思います。