GD通過のための対策方法

こんにちは。kokiです。


 

 

今回はGD通過の対策方法をテーマに記事を書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

■GD(グループディスカッション)の概要

GDとは、少人数形式で議論を行い、その内容によって合否が確定する選考方式です。
議論のお題は企業が用意しています。

 

概要については色々な方が説明しているので、そちらを参照してください。

job.rikunabi.com

 

 

GDの概要を理解したのちに対策方法の項目に進んでいただけると、

より理解が深まると思います。

 

 

 

■GDの対策方法

(1)進行方法を理解する

GDに不安を感じている方は、おそらく進行方向がわからないことが原因だと思います。

 

この項目では、GDの進行方法を説明していきます。

 

進行方向を理解できれば、少しは不安が解消されると思うので、
是非読み進めてみてください。

 

 

 

 

では、本題に入ります。

GDのお題は

  • ディベート型(2つに分けられた討論する形式)
  • 課題解決型(与えられた課題を解決するための策を議論する形式)
  • 選択肢型(事前に与えられた選択肢から絞り込む形式)
  • 新規事業立案型(新規事業の計画を立案する形式)

etc...

 

のように様々なタイプがあります。

 

 

 

様々なタイプがあるものの、

基本的には全て2つのタイプにカテゴライズすることができます。

 

 

  1. ボトルネック解決型
    →問題(課題)を引き起こしている1番の原因=ボトルネックを探り、
    その原因を解決するための策を話し合う。
    ex:課題解決型、新規事業立案型

  2. 評価軸型
    →選定基準を設け、選択肢を1つに絞り込む。
    ex:ディベート型、選択肢型

 

 

 

これをもとに進行方法を解説していきたいと思います。

 

 

 

 

ボトルネック解決型の進行方法

  1. タイムマネジメント
  2. お題の定義づけ、前提確認
  3. 現状分析
  4. ボトルネック特定(問題(課題)を引き起こしている1番の原因の特定)
  5. 解決策の立案(ボトルネックを解決できるかを意識)
  6. 解決策の評価(5番で出てきた解決策を絞り込む)

→参加者がアイデアを出して最後にアイデアを選定する

 

 

 

②評価軸型の進行方法

  1. タイムマネジメント
  2. お題の定義づけ、前提確認
  3. 現状分析
  4. 評価軸の決定
  5. 3で決めた評価軸をもとに選択肢を絞り込む

→与えられたアイデアを選定する

 

 

 

 

ここで2つに分けましたが、よく見るとほとんど同じです。

選択肢があらかじめ与えられているのか、否かの違いしかありません。

 

 

 

つまりGDにおいてやるべきことは

出てきた選択肢を1つまたは少数に絞り込むことだけです。

 

 

 

 

 

(2)発言フレームワークを理解する

ここまで、GDの進行方法の説明をしてきました。

 

 

 

改めてになりますが、

GDでやるべきことは出てきた選択肢を1つまたは少数に絞り込むこと

です。

 

 

 

では、具体的にどのような発言をすればいいのか?

ここから先は発言フレームワークについて議論の段階ごとに説明をしていきたいと思います。

 

 

  1. タイムマネジメント
    →ここは正直、発言しやすいポイントです。
    場の雰囲気を伺って、積極的にポイントを稼いでいきましょう。

    フレームワーク
    「まず、お題の定義づけ、前提条件の確認をしましょう。」
    →全員の目線を揃える行為、全体最適化を意識できていることをアピール

    「その後、現状分析をして、ボトルネック特定しましょう」
    →効率的な進行方法なので、これを提案するだけで論理的思考力をアピールできる。

    「最後に、解決策を出して評価軸を設けてそれらを絞り込みましょう」
    →上に同じ

    これは完全にテンプレート化して発言してました。



  2. 前提確認
    →全員の共通認識を図ることができる定義をつける。

    フレームワーク
    「事業の成功とはなんでしょうか?例えば、利益を○%向上させるとかどうですか?」
    定量的なデータを提案するとものすごくウケが良い。曖昧ではないからだ。



  3. 現状分析
    →前提確認で決めたものを具体化するフェーズ

    フレームワーク
    「ではまず、今の利益を算出してみましょうか。」
    →解決策を人事にプレゼンするときの重要な値になる。
    グループとしての評価を高めるために必要な発言である。

    ※計算方法はフェルミ推定を用います。
  4. en-courage.com


    ボトルネック特定
    →ここは地頭を要するフェーズ。これ以降は基本的に頭の良さが問われるため、
    自信がない方は3番まででポイントを稼ぎたいところ。

    フレームワーク
    「現状分析の時に出した『利益』についてなんですけど、
    『原価』が高いことが理由で伸び悩んでますよね。
    そうなると今回は『原価』がボトルネックになるのではないでしょうか?」
    →簡単な例です。このように主張と根拠を瞬時に考えて発言することで
    地頭をアピールすることができます。



  5. 解決策の立案
    →ここから先はアイデアレース。
    イデア出しに自信がない方は、みんなが出したアイデア肉付けする発言を
    しましょう。

    フレームワーク
    「『原価』を下げる方法ですよね。この部品に関してなんですけど、現在は国産のものを使っていますが、〇〇産のもので代用してもいいのではないでしょうか?
    近年の〇〇産の部品は従来と違って、品質が上がっていると聞いたことがあります。」
    →こちらも上と同じ理由です。



  6. 解決策の評価
    →最難関ポイントです。状況に応じて評価軸を提案しなければなりません。
    今回はどの場面でも使える「実現可能性」を紹介します。

    フレームワーク
    「先ほど、解決策を出したと思うのですが、『実現可能性』を軸に絞り込むのは
    いかがでしょうか?
    この場合での『実現可能性』は、『時期』、『資金』のことです。」
    →順位づけしやすい項目を提案できています。
    ここに曖昧な項目=ex:リスクなどを加えると順位づけが難しくなってしまいます。
    なるべく順位づけしやすい項目を設定する方がチームとしては好ましいですよね。

    ※リスクを評価軸に加える場合、それを具体化できるのであれば問題はありません。

 

 

 

■まとめ

ここまで、長々と説明をしてきましたがいかがでしたか?


実はこれらの進行論はとある本の影響を受けて編み出したものです。

 

 

こちらの2冊です。

 

 

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