【一番伝わる説明の順番】

こんにちは。kokiです。


 

 

今回は【一番伝わる説明の順番】をテーマに記事を書いていこうと思います。

 

 

 

では、早速本題に入ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

■説明の順番(結論)

今回は、結論から伝えたいと思います。

 

 

 

以下の順番です。(以下フレームワークと表現します。)

 

 

 

フレームワーク
・前提を揃える(前提知識共有、目的の確認)
・結論、主張、本質
・根拠、理由、事実
・補足情報
・結論、相手に促したいアクション

 

 

 

これだけでは、伝わらないと思うので

次の項目で具体例を用いてさらに詳しく解説します!

 

 

 

■説明の順番(具体例)

早速具体例を用いて説明していきます。

 

 

  1. 前提を揃える(前提知識共有、目的の確認)

    例:
    私の〇〇という強みが表れた経験を説明します。
    前提として抑えていただきたいことがあるので、今からその説明をします。

    私は飲食店でアルバイトをしていました。
    従業員数は〇〇名で、私の役職は〇〇です。

    自店舗では、〇〇という課題があって、
    その課題が理由で〇〇という問題が発生していました。



    ■ポイント
    ・『私の〇〇という強みが表れた経験を説明します。』
    →自分の能力を伝えるという目的を共有できています。


    ・『前提として抑えていただきたいことがあるので、
    今からその説明をします。』
    →この枕詞が『話を聞く側』を集中させる効果があります。


    ・その他は『前提の確認』です。
    →話の内容をイメージしやすくする効果があります。




  2. 結論、主張、本質

    例:自店舗で発生していた〇〇という課題に対して
    〇〇という策を立てて解決しました。



    ■ポイント
    解決策をこの段階で説明します。


    解決策を説明した後は、
    『数ある選択肢の中でなぜその策を実行したの?』という疑問が
    聞く側の脳内で浮かびます。


    この疑問に答えるのが次のパートです。




  3. 根拠、理由、事実

    例:では、この解決策を実行した経緯を説明します。

    まず、先ほど説明した課題の原因分析をしました。
    その結果、〇〇という致命的な原因を見つけました。

    その致命的な原因を解消できれば、自店舗の課題を解決できると考え、

    以下3つの策を案として出しました。

    1つ目は。。。
    2つ目は。。。
    3つ目は。。。です。


    続いて、その中でどれを実行するのが望ましいかを考えました。

    その際、実現可能性を軸に考えました。


    実現可能性の構成要因は、
    ・時間
    ・資金

    この2点です。

    その結果、1つ目の解決策がいいと考え、実行しました。



    ■ポイント
    2番で説明した結論に対して、確固とした根拠を説明しています。


    さらに解説すると、

    ・『まず、先ほど説明した課題の原因分析をしました。
    その結果、〇〇という致命的な原因を見つけました。』


    →闇雲に策を実行するのではなく、どう対策すればいいのかをしっかり吟味しているため、この人は『考えて行動している』という印象を植え付けることができます。


    ・『以下3つの策を案として出しました。』


    →1つの策のみを提示した場合、

    『他にもあったんじゃない?』と言われてしまいます。

    そこで、3つほど選択肢を設けることでこの質問を
    防止することができます。

    ※それでも、『他にあったんじゃないの?』と言われることはあります。



    ・『続いて、その中でどれを実行するのが望ましいかを考えました。
    その際、実現可能性を軸に考えました。』


    →どう選択肢を絞り込んだのかは非常に重要です。


    そこで必要になるのが評価軸です。


    選択肢に応じて柔軟に評価軸を設けてください。



    ・根拠を説明する際にも、使いやすいフレームワークがあります。
    こちらの記事内のフレームワークの3、4、5番を参照してください。

    koki-matsumoto.hatenablog.com




  4. 補足情報

    この項目は基本的には必要ありません。
    補足情報がある場合のみ、追加してください。


    例:この経験で難しいと感じたこと
      反省点etc...




  5. 結論、相手に促したいアクション


    例:自分たちで立てた解決策を実行した結果、



    ・クレーム数が〇〇%減少し

    ・売上も〇〇%UPしました。



    この経験では、説明の冒頭でお伝えした通り、

    『私の〇〇という強み』が活かされました。



    この強みは御社でも活かせると考えております。

    ※どう活かせるかの説明方法に関しては今回は触れません。




    ■ポイント

    ・『クレーム数が〇〇%減少し、売上も〇〇%UPしました。』

    定量的なデータを説明できると素晴らしいです。


    仮に、「売上がUPしました。」だけの場合

    「どれくらいUPしたの?」と聞かれてしまいます。


    それを防ぐためにも初めから定量的なデータを提示しましょう!



    ・『この経験では、説明の冒頭でお伝えした通り、【私の〇〇という強み】が活かされました。この強みは御社でも活かせると考えております。』


    →『自分の強みの認識=相手に促したいアクション』を伝えることで

    相手がその通り評価してくれる可能性が高まります。

     

 

 

 

 

■このフレームワークを使うとどうなるのか?

 

 

面接通過率が飛躍的に向上します!

 

 

私は、このフレームワークを定着させた結果、

 

 

インターン倍率50倍』の

 

 

とあるコンサル会社のインターンに参加できました!

※人事の方から聞いた数値です!

 

 

そして、そのインターンでの発表にも成功し

 

 

『早期選考』に呼ばれました!

 

 

是非皆さんも活用してみてください。

 

 

 

■まとめ

いかがだったでしょうか。


今回は【一番伝わる説明の順番】について解説しました。

 

 

本当に素晴らしいフレームワークだと思います。

 

 

ちなみに、このフレームワークはこの本を読んで自分なりに加工したものです!

一番伝わる説明の順番

一番伝わる説明の順番

  • 作者:田中耕比古
  • 発売日: 2018/06/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

興味のある方は是非、ご一読ください!